令和元年度青少年健全育成茨城県推進大会に参加しました 2020.02.05

PTA会長 黒羽裕子
令和元年度青少年健全育成茨城県推進大会が、2月5日(水)アダストリアみとアリーナにおいて開催され、谷島先生と黒羽が参加してきました。
主催者挨拶・来賓祝辞・来賓紹介・活動助成金贈呈・中学生の主張発表・事業実施報告・パネルディスカッションの内容で行われました。


1 中学生の主張発表
「地球の反対側にあったもの」「僕のミッション~水戸の自然を守る~」という題目で二名の生徒さんの素晴らしい発表を聞かせていただきました。中学生の感性の豊かさ、無限の可能性をとても頼もしく思いすがすがしい気持ちになりました。


2 事業実施報告
去る8月27日に実施された「地域を編む孤立0(ゼロ)プロジェクト」合同研修会の報告がありました。
① ひきこもり・不登校
② 子どもの貧困
③ 子ども・若者の居場所づくり
についての活動実践者発表ののち分科会・全体会の内容で開催され、本人の支援ばかりでなく、親への支援も大事であること、貧困の連鎖を止めたい、今の家庭は地域との関りがなくなってきていることなどがあげられたとのことでした。


3 パネルディスカッション
2の事業実施報告をもとに「初めの一歩!孤立ゼロの地域づくりを目指して~深めよう 繋がろう~」と題しパネルディスカッションが行われました。
コーディネーター、パネリストを紹介します。
 コーディネーター…長谷川 幸介 氏(茨城県生涯学習・社会教育研究会会長)
 パネリスト…大谷 武郎 氏(ひきこもり大学 茨城キャンパス 代表)
 パネリスト…高島 聖也 氏(特定非営利活動法人SMSC/まちキッチン「あえる」普及委員会)
 パネリスト…浅沼 秀司 氏(茨城県ひきこもり相談支援センター「一般社団法人アイネット」センター長
まず コーディネーターの長谷川氏より、子どもたちの発達過程が貧困になってきている。なぜか?私たちのくらしのあり方が問われている。人は1人ではいきられない。社会とのつながりの中で生きている。でも今の地域社会は「今だけ、自分だけ、お金だけ」の風潮だ。その中で、若者たちがチャレンジしているので、聞いてほしいと話がありました。

続いて、それぞれのパネリストが活動紹介をしました。
ひきこもり大学茨城キャンパスの大谷氏は、自らがひきこもりであったが、ひきこもり当事者が主役になって、孤立からの解消を目指す活動を行っているとのことでした。
まちキッチン「あえる」普及委員会の高島氏は、「あえる」の意味は「和える」食材と人材を「和える」という意味で、決して貧困だからやってあげているのではなく、地域の方と子ども達との「つながり」の場のひとつとして、また子ども達が調理実習を通して、自ら料理ができるようになることも目指し、地域の方と食事を一緒に作り一緒に食べる活動を行っているとのことでした。
茨城県ひきこもり相談支援センターの浅沼氏は、「あんたのこと俺少し気にしているんだよ」という気持ちを持って、伴走をしてくれる人がいたら、居場所は、だれかの少しの勇気でできる、相談して解決しなくてもいい、そこの場に来て一緒に時間を過ごすだけでいい、そんな地域の中での居場所が県内全域にできたらいいとおっしゃっていました。 


最後に、コーディネーターの長谷川氏よりまとめのお話がありました。私たちは豊かさを求めて、効率性を求めて走った先に豊かさがあると思って走ってきた。大切なものをいっぱいおいてきた。ひきこもりや、子ども食堂はそのわきにあった問題なのではないか。この問題をどこがやるのか、支えるのか、青少年健全育成会がやるべきなのではないか。そして、最後に子育てに追われているお母さんへ、結婚する前はきゃぴきゃぴしていた女の子が、急に良妻賢母を強いられ、何をしたいのか見えなくなっているお母さんが多い。親に支援が必要、親が変われば子どもも変わるとおっしゃっていました。


現在の青少年を取り巻く環境について、理解を深め考える貴重な機会となりました。


青少年相談員実務研修会に参加しました 2020.01.18

副会長 大内健寿
令和元年度青少年相談員実務研修会(PTAと青少年相談員との懇談会)が1月18日(土)、水戸市役所中会議室で開催されました。懇談会内容について、感想を交えながら報告させていただきます。


一 開催趣旨
価値観の多様化、情報化の進展等、青少年が直面している問題も深刻化・複雑化しています。現在実際に子育てをしているPTA関係者と青少年相談員の懇談を通して、青少年の実態の把握、意識や行動を理解するとともに、今後の街頭補導活動の活性化を資することを目的に開催する。


ニ 参加者
水戸市青少年相談員 市内各小・中学校及び高等学校のPTA役員


三 内容
PTAと青少年相談員との懇談会 「青少年の現状を知る」をテーマとし、グループに分かれて懇談を行う。グループで出た意見は、付箋紙に記入して模造紙に貼り、懇談会の最後に、4分程度で発表する。1グループ12名~13名、6グループで懇談しました。



終わりに
青少年相談員の日々の活動内容などお聞きすることができました。また、小・中学校のPTAの方から高校生の日々の生活実態などの質問もあり、幅広い意見交換ができました。

PTA指導者研修会に参加しました 2019.11.21

副会長 大内健寿

2019年度PTA指導者研修会が令和元年11月21日(木)、水戸生涯学習センターで開催されました。講演、特色あるPTA活動の事例発表、講話などについて感想を交えながら報告させていただきます。


一 講演
演題「コミュニケーションに必要な5つの要素」
講師 パーソナルクオリティーコンサルタント 里岡美津奈 氏

ANAのCAとして約25年乗務。皇室をはじめ、世界のVIPを数多く担当。超一流のお客様と接することで身につけた、本物のビジネスマナーやコミュニケーション力を活かし、国際的に通用するマナーや立ち振る舞い、身だしなみ(たしなみ)の大切さなどノウハウをご提供いただきました。


ニ 「特色あるPTA活動」の事例発表・研究協議
「潮来高校PTA活動 10年のあゆみ」学校は地域の知的財産・地域社会と連携した高校PTAとして特色のある発表がありました。学校の概要は、普通科、地域ビジネス科、人間科学科の3学科からなります。茨城県内で唯一ボート部があり『ボート体験授業』を行っています。
PTA委員会活動、PTA学校支援活動としてチャーターバス・列車添乗指導を実施、社会環境整備活動、地域社会連携としては『水郷潮来シテイレガッタ大会』にPTA選抜チームとして参加しています。
これからの課題として、生徒達がどんどん地域の中に入って貢献できる人材として支援していくことをあげていました。


三 Uターン就職の現状について
茨城県産業戦略部労働政策課雇用対策室より、現在の雇用情勢、県内企業の人手不足(県内企業の54.2%が正社員不足を認識)高校生の大学進学先状況、大学生の就職先状況、茨城県内企業はBtoB企業(企業を相手にして商取引を行う会社)が多く企業の認知度が低い傾向にあるなど、県内企業、新規立地企業の説明もいただきました。



終わりに
3時間の研修でしたが、中身の濃い、有意義な時間でした。ありがとうございました。

「いばらき教育の日」推進大会に参加しました 2019.11.01

PTA副会長 塙 久美子
 

第20回記念「いばらき教育の日」推進大会が令和元年11月1日、ザ・ヒロサワ・シティ会館(茨城県立県民文化センター)大ホールにて開催されました。

午前 開会行事、表彰、活動発表
表彰は優秀標語の表彰、善行表彰、優秀教職員の表彰がありました。素敵な標語が沢山ありました。
活動発表では、水戸葵陵高校書道部によるダンスを取り入れたパフォーマンスは素晴らしかったです。

午後 記念講演
演題「幸せの条件」
講師 大谷徹奘先生(奈良・薬師寺 執事長)
高校在学中17歳の時、故・高田好胤薬師寺和上に師事、薬師寺の僧侶となる。
薬師寺は東大寺や法隆寺などと並ぶ人気のお寺で、世界遺産に登録されています。
病気平癒、健康祈願のお寺ですが、実は、心の使い方を訓練するお寺であるとのこと。
ご自身の勉強、人間観察から得た沢山のお話はあっという間に感じました。
演題にもある、幸せについて、「幸せって何?」と問いかけます。
幸せになりたいと言っているのに、幸せを何かわかっていますか?
色々なことを考えながらお話を聞きました。帰りにご著書の「よっぽどの縁ですね」を購入しました。
図書室にも置いていただけるといいなと思います。
最後に、茨城の教育を考えながら、貴重な体験をさせていただきました。

水戸地区高等学校PTA連合会研修会に参加しました 2019.10.25

PTA会長 黒羽 裕子
 

水戸地区高等学校PTA連合会研修会が茨城県近代美術館にて開催され、蛭田教頭先生・谷島先生・黒羽の3名で参加してきました。
研究協議と講演会があり、研究協議では、小瀬高等学校・水戸聾学校・那珂湊高等学校による、学校紹介とPTA活動について発表がありました。特徴のあるPTA活動をいくつか紹介させていただきます。

小瀬高等学校
・「地域に支えられながら地域を支える人材を育てる」一環として部活で学んだことを子どもたちに教える活動を行っている。
・地区別支部会の情報交換を行っている。
水戸聾学校
・子どもたちが就職する企業の研修視察を行っている。
・幼稚部・小学部・中学部・高等部のPTAが合同で交流会を行っている。
那珂湊高等学校
・支部ごとに支部懇談会を行っている。
・支部が各委員会を受け持つ体制でPTA活動を行っている

続いて、株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック 代表取締役社長の沼田邦郎氏による ~Jリーグで学んだ「選手育成」について~ と題して講演会がありました。
「人が育ち・クラブが育ち・街が育つ」というクラブ理念のもと、原点である地域貢献活動を拡大しながら、最終目標である「地域に愛され、誇りに思っていただけるクラブ」をめざしているとのこと。水戸ホーリーホックでは、選手育成の一環として、元選手や企業の社長・栄養士などの講義や、ビジネスマナー・ブラインドサッカー・水戸学(過去を明らかにして未来を考える)なども取り入れているとのことでした。努力をすれば夢が叶うものではないが、夢が叶うまで努力を続けることが重要であり、「大人になっても夢は叶う」ということを子どもに見せられる大人になることが大事というお話が大変印象に残りました。そして、ぜひスタジアムに来て、選手達の試合を見てほしいとおっしゃっていました。

また、近代美術館の企画展では、竹久夢二展が開催されており、水戸三高美術部のみなさんが企画に参画された消しゴムスタンプのワークショップやフォトコーナーを体験してきました。三高生の活躍も垣間見ることができて大変有意義な一日となりました。

令和元年10月台風19号被害へのお見舞い

PTA会長 黒羽裕子

この度の台風で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く平常の生活に戻られますようお祈りいたしております。

全国高等学校PTA連合会京都大会に参加しました 2019.08.22~23

PTA会長 黒羽 裕子
 

第69回全国高等学校PTA連合会大会京都大会が、8月22日(木)、23日(金)の2日間にわたり京都市で開催されました。本校からは小野寺校長先生、谷島先生、黒羽の3名が参加して参りましたので、ご報告させていただきます。

1 大会第1日

① 開会式
ロームシアター京都において、開会式が行われました。
② 分科会
今大会では6つの分科会に分かれ、本校では、第3分科会「すぐそこの未来のしごと~ともに考えるSociety5.0において求められる人材像、学びの在り方~」に参加しました。
まず最初に基調講演があり、株式会社片岡製作所 代表取締役社長の片岡 宏二氏による、「片岡製作所の歴史と将来像について」の講演がありました。その後、Classi株式会社 代表取締役副社長 加藤 理啓氏による「Classiの会社を立ち上げた理念とこれからの時代に求められる人材を育てるための学び」についての講演がありました。
その後、岡山大学全学教育・学生支援機構 准教授の中山 芳一氏をコーディネーターに迎えて、パネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションの中で、これからの時代に求められる能力として、「非認知能力」を身に付けることが大切であるとのお話がありました。「非認知能力」とは、例えばコミュニケーション力・ストレス耐性・リーダーシップ・意欲・向上心・創造力・想像力といった学力テストで測れない能力だそうです。この非認知能力は、「体験から経験、そして学びへ」といった振り返りの過程を通じて身に付いていくものであり、AIにはできず、人間だからこそ習得することができる能力であるとおっしゃっていました。AIと人間がそれぞれの不得意分野を補完しあうことによって、さらにクオリティを上げていく時代になるからこそ、「非認知能力」を高めることが重要であるとのお話でした。

主な著書
「学力テストでは測れない非認知能力が子どもを伸ばす」  
東京書籍 教育文化局 文化事業本部   中山 芳一著


2 大会第2日

① 全体会(記念講演)
日本電産株式会社代表取締役会長・学校法人永守学園理事長の永守 重信氏による「学校教育・家庭教育に思うこと」と題した記念講演がありました。
京都先端科学大学を運営する学校法人永守学園の理事長に就任し、ブランド主義と偏差値教育に偏った日本の大学教育の変革とグローバルに通用する即戦力人材の搬出に情熱を燃やしているとのこと。その中で、大学は、しゃべれる英語を身に着ける・人間教育・経理や税務などの専門教育を教えることが重要であり、また家庭の中では親の価値観で子どもの進路を判断するのではなく、「子どもが何をやりたいか」を重視することがもっとも大切であると力説されていました。

主な著書
「技術ベンチャー社長が書いた 体あたり財務戦略」ジャテック出版
「奇跡の人材育成法」PHP研究所
「『人を動かす人』になれ!」三笠書房
「情熱・熱意・執念の経営」PHP研究所

② 閉会式
みやこめっせにおいて、閉会式が行われました。


3 終わりに

2日間ともに、地元の高校生による、ジャズバンド・マーチングバンド・京都の地ならではの披講のアトラクションがありました。あいにく別会場だったので映像での拝聴となりましたが、とても素晴らしく、映像だからこそ一人一人の真剣なまなざしまで画面を通して見ることができ熱い思いが伝わってきました。
分科会や全体会を通して、子ども達の未来について学び考える貴重な体験をさせていただきました。大会関係者の方々には温かくおもてなしをしていただき心より感謝申し上げます。9月には茨城で国体が開かれます。ボランティアに関わっているわけではありませんが、茨城県人の一人として、今度は私も全国からみえる方々におもてなしの気持ちをもってお迎えしなければと思いました。

PTA生徒指導委員会 事業報告 2019.08.03

生徒指導委員長 前馬 理智子
8月3日 水戸黄門まつり巡回指導
17:30~19:00 学校~水戸中央郵便局~大工町
猛暑が続くなか、PTA生徒指導委員会、生徒指導部教員、警察連絡協議会のご協力のもと、滞りなく巡回指導を実施する事ができ有り難うございました。
なお、11月には「さわやかマナーアップ週間」があり教員・生徒(風紀委員)との合同立哨指導を予定しております。
今後とも生徒指導委員会の活動にご支援ご協力をお願い致します。

関東地区高等学校PTA連合会大会に参加しました 2019.07.12~13

PTA副会長 大内 健寿
第65回 関東地区高等学校PTA連合会大会 埼玉大会が令和元年7月12(金)・13日(土)の両日、さいたま市で開催されました。埼玉大会の開会式、全体会、記念講演、分科会などについて、感想を交えながら報告させていただきます。

1 開会式・全体会
開会式は、大宮ソニックシティ大ホールで埼玉県知事からもご挨拶を頂き、開会しました。
全体会では、表彰状贈呈、感謝状贈呈、大会宣言文の発表等々がありました。次回開催県は群馬県です。

2 記念講演
演題「夢が生きる力になる」
講師 向井 亜紀 氏

格闘家の高田延彦氏と結婚。妊娠するも子宮頸がんによる子宮全摘出で、16週の小さな命を失う。米国での代理出産により双子の男子を授かる。
がんと向き合いながら、前を向いて生きることが幸せな時間。夢見る力がないと身体は死んでしまう。自分のやりたいことをノートに100個書いて、声に出して読んでイメージする。
あっという間に終了予定時間になり、向井さんからたくさんの元気をいただきました。
※高田述彦氏とともに「プラチナ夫婦アワード」を受賞。また、高田氏とともに
全国各地で開催している子供向け体育教室『高田道場ダイヤモンドキッズカレッジ』でMCとして参加し、のべ20,000人以上の子ども達に身体を動かす楽しさを伝えている。

3 分科会
今回は全部で5つの分科会が行われました。第二分科会(進路指導とPTA)に参加しました。「潮来高校PTA活動 10年のあゆみ」栃木県真岡高校「日本一の熱い男子校生の進路実現を通して」両校とも特色のある発表で会場内での質疑もたくさんありました。

終わりに
アトラクションとして、高校生による管弦楽団、合唱、ダンス、PTAによるコーラスと大変見応えがありました。会場全体から拍手がわき起こり、それに応える高校生の姿に感激しました。
最後に、暑さの中、笑顔とおもてなしの心で迎えてくださった埼玉県教育会の皆様に、心より感謝したいと思います。

PTA研修旅行が開催されました 2019.06.29

PTA会長 黒羽 裕子 

去る6月29日(土)にPTA研修旅行が開催されました。佐原のお舟めぐり、ホテル日航での中華ランチ、成田山新勝寺参拝ともりだくさんの内容で、42名の参加者のもと親睦を深める有意義な研修旅行となりました。
その中で、ホテル日航で行われた、元CAの谷川 愛さんによるマナー講話の内容を皆さんにご紹介させていただきます。
 
「だれでも簡単にコミュニケーション能力を向上させる方法」
~どのようにコミュニケーションをとればいいのか?~

コ…声がけ(声を出して挨拶をする)
ミ…耳を傾ける姿勢(相手の話を聴く姿勢)
ニ…忍耐(自分ばかり話さない)
ケ…謙虚に(自身のことより相手を思いやる心を持つこと) 
シ…質問上手(相手の気持ちを考えて質問する姿勢)
ン…口角を上げて「ん」とする表情(穏やかな笑顔になる)
 
とのお話でした。

お子さんたちにも是非伝えてほしいとおっしゃっていました。
谷川さんは立ち居振る舞いもすばらしく、とても素敵な方でした。
大変有意義なお話を伺いとても勉強になりました。


茨城県高等学校PTA連合会総会に参加してきました 2019.05.23

PTA会長 黒羽 裕子

去る5月23日(木)小美玉市四季文化会館「みの~れ」に於いて、茨城県高等学校PTA連合会の総会があり、校長先生と谷島先生と黒羽の三名で参加してきました。総会の前に、松田雄馬氏の講演があり、人工知能についての大変興味深いお話を聴いてきましたので報告させていただきます。

「人工知能の現在とこれから~人工知能は社会をどのように変えていくのか~」

① 現存するAIは、人間の知能の代わりの一部を行う機械(道具)であって、知能を持つ機械(精神を宿す)ではない。
② 人間は、意味を読み取ることができるが、人間にとって当たり前のことが機械にはわからない。
(例) バナナを取ったサルを見て、人間は「このサルはバナナを取って食べようとしているのではないか」と想像することができるが、機械は「バナナを取った」としか理解できない。
③ 人間は「世界を見る」ことができる。「意味」を見ることができる。
人間らしく、自分のドラマを本気で生きる、ただそれだけで創造性(クリエイティビティ)は発揮される。

というお話でした。
AIの存在によって、人間の持つ素晴らしさを再認識させられたような気がしました。自分が人間であることに誇りを持ち人間らしく自分自身のドラマを生きていきたいと思いました。

松田雄馬氏の著書をご紹介します
東海大学出版部「人工知能の哲学~生命から紐解く知能の謎~」
新潮社「人工知能はなぜ椅子に座れないのか」

PTA活動紹介コーナー開設のごあいさつ

PTA会長 黒羽裕子

日頃はPTA活動にご支援ご協力をいただきましてありがとうございます。
この度、三高ホームページにPTA活動のコーナーを設けることとなりました。広報誌には掲載しきれないPTA活動を会員の皆様へお伝えし、情報共有の場として活用していきたいと思っております。
ぜひご覧いただければ幸いです。