剣道部

~未来の仲間たちへ~

 水戸三高入学を考えてくれている中学生のみなさんへ  

私たち水戸三高剣道部のことを紹介させてください。

 

【水戸三高剣道部の魅力】

みんな仲良し! みんな一生懸命! 先生の指導が分かりやすい!

短時間集中! 文武両道! 専用で一面とれる道場がある!

道場の床が柔らかくてケガしない! その他たくさん!

 

【今まで寄せられた悩みや疑問】

☆剣道の練習はキツくて、剣道は中学校までで良いかなと思っています。

◎もったいないですよ!せっかく剣道できるようになったのに、それで辞めてしまうのは。水戸三高の練習は短時間集中ということもあり、徹底していかに時間を大切に(有効に)使うかを考えて練習します。集中して練習するので、正直言うと、体力よりも頭の方が疲れます。エンドレスな追い込み稽古や掛かり稽古をすることはほとんどありません。今まで気がつかなかった剣道の魅力を感じる余裕が生まれると思いますよ!

 

☆勉強をして大学受験に備えたいので、部活動は入らないつもりです。

◎テスト前は少なくとも1週間はテスト勉強のため完全OFFです。一生懸命練習をしながらでも、勉強は充分できます。部活動に入っているからこそ勉強面でも顧問の先生方に相談しやすくもなります。平成30年度まで水戸三高剣道部から4年連続で国公立大学合格者を輩出しています。部活動に入ることで学校生活にメリハリがつき、逆に成績も伸びると思います。

 

☆私は強くもないし、剣道を続けることを考えていません。

◎剣道は強い弱い、勝ち負けだけではありませんよ!そのうえ、高校の剣道は中学校とはまた違う質が求められます。スピード勝負ではなく、攻めの中の駆け引きなど、剣道の中身も変わってきます。中学校ではなかなか実力が伸びなくても、高校に入ってからものすごく成長したという人もたくさんいます。私たち水戸三高剣道部はPDCAサイクルを大切にしています。月ごとにテーマを設定し、チームや自分自身がどうなりたいかを定め、そのために何が必要なのかを考え、実現するために具体的に行動します。それを検証し改善することで、目に見えてチームや自分自身が成長している実感をもつことができます。自分が伸びている実感があるから、剣道もどんどん楽しくなってきます!

 

☆休みの日はありますか?

◎あります。基本的には土日の片方は休み、火木はトレーニングのみです。充分高校生活をエンジョイできます。高校生活を楽しみたいと思うと遊ぶことがパッと思いつきますが、遊びだけではいずれ飽きてしまいます。剣道部での練習がすごく楽しくて、「青春だな」って感じます。

 

☆水戸三高剣道部は、どういう雰囲気ですか?

◎やわらかい雰囲気で先輩方とも話しやすく、上下関係は全く無いわけではありませんが、先輩方が率先して仕事をしてくれたり気を利かせたりしてくれて、背中で引っ張ってくれます。面をつければそこは先輩後輩関係なくお互いに鎬を削り合うメリハリがあります。

 

 

~水戸三高剣道部からのメッセージ~

ここまで読んでくださってありがとうございます。

大変な受験期間があったからこそ、私たちも高校生活は楽しいし、中学生のみなさんにも楽しいと思える高校生活にしてほしいと思っています。色々な考え方はありますが、部活動に入った方が高校生活をより楽しく送れると思います。私たちはぜひみなさんと一緒に剣道をしたいです。分からないことや不安なことがあればぜひ遠慮無く質問してください。受験生でなくても、水戸三高での稽古の見学や、合同稽古もお待ちしております。どうぞ気軽にお問い合わせください。あなた自身を輝かせる部活動が間違いなくここにはあります。剣道部員一同、お待ちしております。頑張れ、受験生!!

【剣道部卒業式】(2023.3.1)

3月1 日 水 卒業証書授与式の後、剣道部の卒業式がありました。
後輩たちが3年生に対し、思い出に残る卒業式を行いました。
1年生のときは、コロナ の 影響 で部活動開始が遅れたり、大会に出られなかった りしました。
2 年生 後半、 いよいよ引退に向けてがんばろう!というときに 部活動 の 活動 が できなくなり 、思うような 稽古 が できなかったですね。 振り返ると 、大変な 3 年間でしたね。でも、どんなに辛い練習でも仲間に会えるから、仲間と話すと楽しいから部活を 頑張れた と 言っ てた 3 年生。試合でもそのつながりを大切にしていましたね。みな さ んを一言で表すと「絆」です!これからは 別々の道を歩みますが、何かあったら剣道部でのつながりと絆を思い出して、前 に進んで ください!
みなさんのこれからが幸せでありますように!

【昇段審査結果】(2023.2.23)

令和4年度 昇段審査結果
三段合格 益子 結衣
     木村 芽生
     江原 苺花
今年度行われた昇段審査では、二年生全員が三段に合格しました。
新年度に向けて、気持ち新たにがんばっていきます。

【自分の殻を打ち破れ】(2021.10.25・27)

令和3年度秋季水戸地区剣道大会

女子団体の部 第3位

 

茨城県武道館において令和3年度秋季水戸地区高等学校剣道大会が開催されました。

大会初日の個人戦では、新チームなって初めての公式戦ということもあり、全体的に動きが硬く、思い切って攻めることができなかったり、逆に空回ったりしてしまう選手もいました。その中で他校の上位に入賞する選手達の姿を見て、チームのあり方、気持ちの持ち方をもう1度見つめ直す良い機会となりました。

大会2日目の団体戦では5校リーグで、予選リーグを突破すれば決勝戦に進む形となりました。個人戦と比べると動きも良くなり、チームとしても尻上がりに調子を上げていきました。そして全勝同士で決勝進出を賭け、水戸葵陵高校さんと対戦することになりました。先鋒・次鋒・中堅が終わったところで1-1の同点でしたが、副将・大将が負けてしまい1-3の敗戦となりました。予選リーグ2位ということで、第3位として表彰していただけました。

大会が終わり、ビデオ映像を用いながら、自分たちの改善点を話し合いました。客観的に観て気づけることもたくさんありました。常に自分を成長させ続ける気持ちを持ち、日々の稽古に励み、水戸三高の剣道を高めていきます。

【努力の先に残るもの】(2021.3.13~6.14)

 令和2年度ならびに令和3年度のインターハイ予選までが終了しました。入場制限や感染症対策に配慮しながらの大会実施でしたが、稽古ができること、大会に参加できることに感謝の気持ちを持ちながら剣道と向き合うことができました。

 

 

令和3年度関東予選女子個人の部 

ベスト16 百百 美澪

 

剣道三段取得 百百 美澪

 

3年生が1人だけという若いチームでしたが、新入生も加わり、それぞれがチームのために、自分のために、そして3年生のためにと気持ちが伝わるような試合をしました。日々の稽古を真剣に重ね、良い結果を得られた試合もあれば、逆に思い通りにいかなかった試合もたくさんありました。それでもその都度、大会の結果を素直に受け止め、課題を見つけ、また稽古に励む、そういう前向きな姿を3年生が見せ続けてくれました。3年生が引退し、これからは新チームでの体制となりますが、水戸三高剣道部がこれまで築き上げてきたチームワークの良さと一生懸命さ・素直さを引き継ぎながら、より良いチーム・選手となれるよう、剣道を通して心身ともに成長していきます。これからも応援よろしくお願いします。

【思い描く自分以上の自分にはなれない】(2020.11.14)

内原ヘルスパークにて行われた令和2年度茨城県高校勝抜き大会に出場しました。今大会本校は3人での出場となったため、3人制のⅡ部で出場しました。

初戦の水海道第一高校との試合は、本校先鋒1年生選手が思いきった技を出し続け、3人抜きで次戦へと駒を進めました。1年生の確実な成長を感じられた試合となりました。

続く水戸桜ノ枚高校との試合では、同じ水戸地区同士の対戦となりましたが、相手先鋒選手に2人を抜かれ、本校大将選手が巻き返しも図るも引き分けに終わり、敗退してしまいました。水戸桜ノ牧高校はそのまま優勝を果たしました。

前大会の改善点として、「優勝する」イメージを持って稽古に取り組みました。しかしどこかで優勝を信じられない自分たちがいて、最後の最後、勝負の場面で執着心を出せない、打ち切れない、そういうシーンが見受けられました。試合が終わってから「もう少し何とかできたのではないか」と思っても、勝利(チャンス)の女神に後ろ髪はありません。気持ちの作り方、試合の臨み方など、技術面はもちろんのこと、精神面でさらなる成長をする必要性を感じました。結果的に優勝する以上の学びを得られるよう、これからの稽古に励んでいきます。


【己に克って人に勝つ】(2020.10.13~14)

茨城県武道館にて行われた令和2年度秋季水戸地区剣道大会に2日間にわたって出場しました。

 

2年女子個人の部 

第3位 百百 美澪

 

初日の団体戦、予選リーグでは水戸葵陵高校、勝田高校と対戦しました。新チームに移行してから水戸葵陵高校とは3大会連続の対戦となりました。お互いの剣道をある程度分かっている中での試合となりましたが、「打とう」という気持ちよりも「打たれたくない」という気持ちが強くなってしまい、相手よりも先に構えを崩してしまう場面が多く見られました。その結果、1-2で敗退してしまいました。

続く勝田高校戦では気持ちを切らさず戦い、3-0と勝利しましたが、予選リーグを突破することはできませんでした。自分たちの実力を発揮できぬまま終わってしまうことの悔しさを味わった初日でした。

2日目の個人戦では、団体戦の反省を活かし、勇気を持って試合に向かうことを心がけました。試合の中でも時間が経つごとに動きが良くなり、公式戦での気持ちの持ち方という点で大きく成長することができました。

一生懸命練習してきたからこそ緊張というものが生まれます。ある程度の緊張感はベストパフォーマンスを発揮するために必要だとも言われています。しかしその緊張感に呑み込まれないようにするため、普段の稽古の取り組み、セルフイメージの作り方など、精神面でのさらなるレベルアップを図ります。


【どこを目指していくのか】(2020.8.23)

茨城県武道館にて行われた令和2年度茨城県高等学校剣道大会に出場しました。

先月の水戸地区大会同様、本校は1・2年生チームで出場しました。

新チームになってからひたすら基本技を磨き、1回戦の相手が先月の水戸地区大会で敗れた水戸葵陵高校と決定してからは、水戸葵陵高校の綺麗で力強い剣道に負けないよう、「攻めと気迫」をテーマに稽古に取り組みました。全員が粘り強く戦い、2-1で勝利することができました。続く土浦第二高校との試合も、必死に戦いましたが力及ばず0-1で敗退し、ベスト8入りは果たせませんでした。

依然として大会が開催されることに対して感謝の気持ちをもつととともに、今大会は自信と悔しさが同居した結果となりました。自分たちの稽古が着実に成果として表れている自信を持てる一方、地力や勝負の一瞬での執着心など、「もっとできたかもしれない」という思いも残りました。ラグビーW杯での日本代表も、厳しい練習を重ねながらも「やっぱり最後の最後で世界の強豪国には勝てないんじゃないか」という思いを打ち消すことが最も大変だったと言います。私たちもどんなチームと対戦しても自分たちの剣道に自信が持てるマインドセットを追求していきます。そうして初めて試合前に五分と五分の精神状態に持っていけるのではないでしょうか。偶然性が高い勝利ではなく、必然の勝利を目指して、心とともに日々の稽古で成長していきます。

 
【剣道ができるありがたさ】(2020.7.24)

茨城県武道館において令和2年度春季水戸地区高等学校剣道大会が開催されました。本校は3年生が引退しており、1・2年生チームでの出場となりました。

第3シードとしての出場となりましたが、予選リーグでの初戦、水戸葵陵高校に0-4での力負け、続く緑岡高校には2-1で勝利したものの、予選リーグ敗退となってしまいました。

今大会に至るまで様々な困難がありました。臨時休校をはじめ思うように剣道ができない期間を、なんとか気持ちをつないで部活をやりきった3年生の姿もありました。3年生が築いてくれた歴史や伝統を引き継ぎ、新チームでも一生懸命稽古に励んでいきます。また、本大会が開催されるにあたり、多くの方々のご理解とご協力がありました。剣道ができる、そしてこのような大会に参加できるありがたさを実感しながら、感謝の気持ちを忘れずに日々を送ります。

 
【出会いは別れの始め 別れは出会いの始め】(2020.3.1)

本校剣道部から3名の先輩方が卒業されました。

いつも一生懸命稽古に取り組み,笑顔を絶やさず私たちを包んでくださった先輩方でした。人間的にも優れていて、剣道以外の部分でも学ばせてもらう場面がたくさんありました。これからは先輩方を超えるような選手・チームを目指すことが、先輩方への恩返しの1つだと思って稽古に励んでいきます。3年間ありがとうございました。

 
【そこに自分の意志はあるか】(2020.2.24)

アダストリアみとにおいて、6校が集まり錬成会を行いました。

今回のテーマは「考動」。自分たちだけで考えて試合に取り組みました。自分だけでなくチームメイトの試合もしっかり観ながら、お互いにアドバイスを送り、次の試合に活かしていきました。

チームで取り組んでいること、自分自身が課題だと思っていることを試す機会が練習試合です。その目的意識を持つことで「ただ漠然と試合をこなす」ことは無くなり、より中身のある試合となります。それを他人任せではなく、自分(たち)で共有・実現することで、さらなるレベルアップが期待できます。これからも主体性を忘れず取り組んでいきます。
 

【誰かに認めてもらうということ】(2020.2.2)

茨城県武道館で行われた昇段審査に本校から3名の選手が受審しました。               

三段合格

山本  恵

結城 斐月

小松﨑 聖羅

 

日頃の鍛錬の成果、そして過程を、剣道を通して認めていただきました。

昇段審査に限らず、誰かに認めてもらうということは見てもらっている、期待してもらっている、支えてもらっているということです。もちろん自分自身の努力は欠かすことのできないものですが、そうやって認めてもらえることの有り難さと責任を背負ってこれからの稽古、また日々の生活を過ごしていきます。
 

【やらされるクセがついたら終わり】(2020.1.11)

土浦工業高校にて行われた錬成会に参加させていただきました。

この錬成会では技術的な面もさることながら,剣道以外の場面での行動の仕方,考え方を勉強させてもらえる貴重な機会となりました。人にもチームにも特徴があり,それぞれに良さがあります。しかしその良さも状況や場面によっては欠点となってしまうこともあります。私たちは日々の生活の中で自分が過ごしやすいように生活しています。しかし状況によってはそれを変えなければならないことがあったり,そもそも根本的に変えた方が良いこともあったりします。自分(チーム)を変えるということはエネルギーのいることであり,また自分の生き方のクセというのは,自分自身ではなかなか気付きづらいものです。だからこそ自己を見つめ,メタ認知できるような意識を持ち,ミクロとマクロの視点を行き来しながら自分自身を高めていくことが必要になります。剣道も通しながらそういった人間性の部分での稽古・成長をしていきます。

 
【剣道はどこから始まるのか】(2020.1.5)

水戸葵陵高校で行われた,冬季選抜高等学校剣道錬成会に参加させていただきました。

前日の大会の反省を踏まえ,展開の速さを意識しながら試合を重ねました。自分たちの良い形の攻めを見せることができた時には良い1本が取れるようになってきました。次の段階では、自分の攻めで動じない,構えが崩れない相手に対してどうするか。今までは逆に自分たちが崩れたり,攻めを弱めてしまったりしていましたが,そこからの我慢,そこからの工夫を,日々の稽古を通して身に付けていきます。

 
【浩然の気】(2020.1.4)

茨城新聞社旗争奪第37回全国選抜高校剣道大会に参加しました。

本校は新潟県の新潟商業高校と対戦しました。年末のつくばね旗大会に続く強豪校との対戦でしたが,気持ちで負けることのないように挑みました。しかし試合は自分たちらしさが発揮できぬまま終わってしまいました。大将戦で一矢報いることができたものの,つくばね旗同様,大将戦までつながらずに勝敗が決してしまう展開になってしまいました。なぜ自分たちらしさを出せなかったのか。なぜ試合が始まると相手のペースになってしまうのか。技術的な面はもちろんのこと,大会に臨む気持ちや準備の差がそうさせてしまうことを学びました。「頑張っていたつもり」「勝とうと思っていたつもり」「1本取ろうと思っていたつもり」。結局「つもり」がつくレベルでは現状を打破できないことを勉強しました。ある種の自分への厳しさを普段の稽古でも身に付けていきます。

 
【肌で感じる】(2019.12.22)

流通経済大学にて行われた第54回つくばね旗高校剣道大会に参加しました。

本校は群馬県の健大高崎高校と対戦しました。健大高崎高校の展開の速さ,鍔迫り合いの激しさ,応援の一体感など身をもって体感することができました。全国レベルのチームと対戦できたこと,また,そのようなチーム同士の対戦を間近で見ることができたことは,私たちにとってもおおいに刺激になりました。実力のある相手と対戦し,「負けても仕方ない」と思っているうちは成長することはできません。何が通用して,何が足りなくて,近づくためにはどういう稽古を積めば良いかをチームで共有し,成長していきます。

 
【短所が長所を潰すことだってある】(2019.12.15)

茨城県庁福利厚生アリーナにて,複数の水戸地区の高校が集まり練習試合を行いました。

12月のテーマは「得意技の確立」です。誰と対戦しても自信を持って打てる技を身に付けられるよう稽古を重ねました。その成果を発揮する機会ではありましたが,当然なかなか思った通りには打つことが出来ませんでした。自分が狙っているところを相手が打ってくれるのを待つのか。それとも自分が狙っているところを相手が打ってくれるように引き出すのか。この違いを知ることができました。仕掛け技にしろ応じ技にしろ,大切なことは「攻めの中で」ということです。これからも稽古を重ねて得意技を磨いていきます。

また今回は試合のオーダーを変えて挑みました。後衛陣は前衛陣の緊張感を,前衛陣は後衛陣のプレッシャーを感じることができました。お互いの立場をよく理解し合うことで,さらに良いチームになっていく期待感がありました。

 
【求めれば無限大】(2019.12.6)

 台風の影響で延期になっていた秋季水戸地区大会女子団体戦がしおかぜみなとにおいて行われました。

 

女子団体の部 

第3位 

 

 予選リーグでは常磐大高校と、シード校である水城高校と対戦しました。常磐大高校との試合は、選手全員が良い機会を捉え思い切り技を出すことができ、勝利することができました。続く水城高校との試合では11月の大会で敗退してから目標の1つとして意識してきたチームであったため、選手全員が高いモチベーションで試合に臨みました。先鋒、次鋒と敗退し、続く中堅が引き分け、0-2という苦しい流れでしたが、副将、大将が勝利し、劇的な展開で引き分けに持ち込みました。勝者数の関係で、本校が決勝リーグへと駒を進めました。

 決勝リーグでは個人個人で見れば勝利する選手もいましたが、チーム全体で見ると緊張感や気の弛みから自分たちの剣道を出し切れない試合が続いてしまいました。

 様々な要素が絡み合っての入賞となりましたが、今回の入賞は他校の先生方をはじめ、高校、中学校の剣道仲間たちと切磋琢磨することができた1つの結果であり、有り難さを感じるとともに、自分たちの稽古に自信を持てる意味でも良いきっかけを得られる大会となりました。また、今回は決勝リーグに進めたことで新たに見えた課題もたくさんありました。自分たちがどこまで目指すのかによって日頃の稽古や態度も変わってきます。やらされるのではなく、自分たちで求めていく姿勢をこれからも持ち続けていきます。

 
【『楽しい』って何?】(2019.11.24)

 岩間中学校さんと合同稽古をさせていただきました。岩間中学校の選手たちの真っ直ぐで正直な剣道に心打たれました。いつもとは違う雰囲気で充実した稽古を行うことができました。剣道は人格形成の道であることはもちろんのこと、一生懸命稽古を重ねるからこそ試合では勝って嬉しく、負けて悔しい感情が高まります。そういった中で鍛錬を積んでいくことで、違う意味での楽しさ、充実感を伴った楽しさが生まれてくるのだと思います。それは普段の学校生活の中ではなかなか味わえない、部活ならではの魅力だとも思います。1日1日の稽古の時間を大切に過ごしていきます。

 
【勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし】(2019.11.13)

 笠間市民体育館において第52回茨城県高等学校剣道勝ち抜き大会が行われました。

 本校は1回戦で同じ水戸地区の水城高校と対戦しました。本校チームの先鋒選手が2人を抜き波に乗ることができました。続く相手チームの中堅選手に2人が抜かれ同点となりましたが、中堅対決となった本校中堅選手が2人を抜き、相手チームの大将を引き出しました。大将は勝負が決するまで(引き分けなし)の対戦となりましたが、相手チームの大将選手に3人が抜かれ、惜しくも敗退してしまいました。

 今まで培ってきたものを発揮できたという面では自信を得ることができた大会でした。ただ、負けは負けです。剣道はもちろん試合の勝敗だけの狭いものではありませんが、チーム全体で戦えるという手応えを掴みつつも、「なぜ負けたのか」「何が足りなかったのか」を常に考え追求できるチームでありたいと思っています。普段の稽古でも、チームの中に良い緊張感が漂ってきました。日々精進の気持ちを忘れず、切磋琢磨しながら稽古を重ねていきます。

 
【剣道は心】(2019.11.3)

 県西地区の錬成会に参加させていただきました。自分の構えをできるだけ崩さず、なおかつ足を止めないことを中心に試合を重ねました。得意なところで技を決められるようになったり、間合いを意識しながら試合運びができるようになったりと各人の成長を感じました。一本を取る力がついてきたので、ここぞという時に思い切って技を出せる心の強さを磨いていきます。

 
【当たり前なんてない】(2019.10.27)

 那珂高校さん、水戸啓明高校さんと練習試合を行わせていただきました。那珂高校さんの真っ直ぐ正しく伸びやかな剣風や、水戸啓明高校さんの柔らかな足さばきに触れ、試合を通しながらたくさんの収穫や学びをいただきました。試合でできてきたこと、できなかったことをしっかりと受け止め、稽古に還元していきます。2年生は修学旅行明けでしたが、沖縄県での平和学習を通し、こうやって何事もなく日常を過ごし剣道ができていることの幸せや、親を含め日頃応援してくださる方々に支えられている有り難さをしみじみと感じました。

 
【不安や恐れを吹き飛ばせ】(2019.10.10)

 内原ヘルスパークにおいて令和元年度水戸地区大会女子個人戦が行われました。

 

1年女子個人の部 

ベスト8 飯田 彩花

 

 大会特有の緊張感の中、「負けたらどうしよう」「打たれたらどうしよう」という不安、恐れ、迷いをいかに振り払って勇気を持って打突できるかがテーマでした。それぞれの選手が思いきった技を随所に出してはいましたが、試合が膠着した時や、1本を先取した後など、「攻め」の気持ちから「守り」の気持ちになってしまい敗退してしまう場面が見受けられました。1本を取るためには、気剣体の一致が必要であり、その「気」の部分の充実をさらに追求していきます。

 
【緊張感と友達になろう】(2019.9.15)

 茨城県武道館で行われた第58回水戸市体育祭市民競技剣道大会に参加しました。

 

女子個人の部 

ベスト8 百百 美澪

 

 新チームになって初めての公式戦ということもあり、普段出せている技や足さばきなど、持っている力を存分に発揮することができない試合が続いてしまいました。自分のベストパフォーマンスを発揮するためには、ある程度の緊張感が必要です。しかしその緊張感が無さすぎたり、逆に高すぎたりすると自分の力は発揮できません。自分の力を出し切れず負けてしまうというのは非常に悔しいことです。剣道や剣道以外の日々の生活から、自分にウソをつかず、誠実に生きていくことで心を鍛えていきます。

 
【鍔迫り合いの攻防】(2019.8.24)

 水戸啓明高校さんと常大学高校さんと練習試合を行いました。水戸啓明さんの試合運びの巧さ、常磐大学高校さんの打ち切る強さを、身をもって学ぶことができました。本校も鍔迫り合いでの攻防を意識し、試合時間の4分間を絶え間なく攻め続けることの大切さと難しさを知ることができました。そして改めて基本練習の質を上げる必要性を実感でき、これからの自分たちの課題を知ることができる良い1日となりました。

 
【懸かっていく気持ち】(2019.8.22)

 水戸五中さんと合同稽古・試合練習を行いました。水戸五中さんの基本打ちでしっかり打ち切るところ、基本打ちでも攻めを意識し、間合いを大切にするところを私たちも吸収していきたいと思います。また、「打つ」と決めた時には勇気を持って打ち切ること、有効打突の要素である気剣体一致の気の部分を充実させていくことの必要性を学ぶことができました。

 
【声の大きさは打ちの強さに比例する】(2019.8.21)

 県北地区の審判講習会並びに錬成会に参加しました。審判講習会では審判の心構えや動き方などを丁寧に教えていただきました。「打った」「打たれた」「当たった」「当たっていない」という次元で剣道をやってしまうと、自分の成長を止めてしまうものだと感じました。当たっても1本にならなかった時には「何かが足りなかった、何が足りなかったんだろう?」と考え、当たってないのに1本取られた時にも「自分が1本に見える体勢で打たれたのが悪い」と気持ちの矢印を自分に向けることで、もっともっと剣道が良くなっていくと感じました。

 
【文武不岐】(2019.8.20)

 水戸一高さんと勝田高校さんと合同稽古・試合練習を行いました。剣道の動きを理論的に学ぶことができ、「練習はコツ探し」の言葉通り、剣道上達のためのヒントをたくさんいただきました。試合練習では、攻めの中での思い切った技が出せるようになってきました。夏休みも終わりに近付いていますが、1日も無駄にすることなく努力する日々を重ねていきます。

 
【喜びを分かち合うのが友達、苦しみを共に乗り越えるのが仲間】
8月9日から11日の2泊3日で水戸二高さんと合同合宿を行いました。各日それぞれの練習メニューを取り入れ、新鮮な気持ちで稽古を行うことができました。水戸二高さんの気迫溢れる取り組み方や生活面を含めた積極的な姿勢に勉強させていただく部分が多々ありました。また夕方からの地稽古には他校からも多くの先生方に元立ちにたっていただき、非常に充実した稽古を重ねることができました。色々な剣道、たくさんのアドバイスに触れ、剣道というものの広がりを感じることができました。剣道を通して交剣知愛の心を感じることができた合同合宿でした。
 
【剣道で学ぶ】(2019.8.8)
水戸葵陵高校さんの体育館において水戸地区の学校を中心とした錬成会に参加しました。基本稽古だけでなく、着装や礼節等を学ぶことができ、剣道が教養とも言われる所以に接することができました。この日は35℃を超す酷暑日でしたが誰1人脱落することなく最後までやり抜くことができました。稽古が厳しいこの夏に克己心を身に付けていきます。
 
【水戸三高スタイルの確立へ】(2019.7.20)

 県大会出場を決めている水戸二中さんと合同稽古・試合練習を行いました。水戸二中さんの中心をとりながらの巧みな攻め方、守り方を勉強させていただくとともに、合同稽古においては基本の大切さを実感しながら練習することができました。多くの先生方にお越しいただき、実際に稽古や様々なアドバイスをいただくことができ、濃密な時間を過ごすことができました。これからも基本打ちを徹底反復しながら、中心を外さず攻め抜く水戸三高のスタイルを確立していきます。

 
【新チーム始動!】(2019.7.15)

 3年生が引退してから新チームとして初めての練習試合を行いました。水戸地区の強豪校である那珂高校さん、県大会出場を決めた那珂三中さんと試合、稽古をさせていただきました。那珂三中さんの準備体操から元気な声でまっすぐな気持ちで剣道へ向かい合っている姿、那珂高校さんの明るい雰囲気の中にも勝負に対する厳しさを出す姿勢など、身をもって学ぶことができました。本校も「攻め」をテーマに思い切った技を繰り出す場面が多々見られました。これから暑くなってきますが、基本練習を徹底しながら地力をつけていきたいと思います。

 

活動成績
平成30年度
関東高校剣道大会茨城県予選会  団体 出場
全国高校剣道大会茨城県予選会  団体 出場
茨城県高校剣道新人大会     団体 出場

平成29年度
 
 平成29年度茨城県高校剣道勝ち抜き大会  団体 出場 
 平成29年度全国剣道選抜大会茨城県予選会   団体 出場
 平成29年度関東関東高校剣道大会茨城県予選会  団体 出場
                                                                                  個人 出場

平成28年度 
 春季水戸地区高等学校剣道大会   団体 第3位
 平成28年度全国高校総体剣道競技茨城県予選会   個人 ベスト16 髙木 咲耶
                                                                                   団体 出場


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