校長の南雲康司(なぐも やすし)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 本校は1926年(大正15年)に水戸市立女学校として開校し、1949年(昭和24年)に茨城県立水戸第三高等学校と改称し現在に至ります。令和8年には創立100周年を迎える県内でも屈指の伝統校です。この間、卒業生は26,000人を数え、各界において活躍しその功績は高く評価されています。
 現在は、1学年普通科6クラス、家政科1クラス、音楽科1クラスの8学級からなり、「夢へ向かって 学び!創り!奏でる!」のキャッチフレーズのもと、各科が特色を出しつつ、融和した教育活動を展開しています。また、生徒たちの約90%は、国公立大学、私立大学、短期大学、専門学校への進学を希望し学業に励んでいます。学校行事など特別活動も活発に行われ、関東大会・全国大会へ出場を果たす部活動もあり、文武両道でいきいきと積極的・行動的に高校生活を送っている生徒が多くいます。

 これからも生徒一人ひとりを大切にした教育活動に取り組むとともに、生徒・保護者・教職員・地域が連携して信頼される学校を目指します。

 
 

 これからの時代を生きる生徒の皆さんに必要な資質や能力を,三高プライド三高スタンダードとして表し,新たな「目指す学校像(教育の目的)」,「目指す生徒像(教育の目標)」のもと,アクティブラーニングやICTを取り入れた学習活動を実施しています。
 生徒の皆さんには,高校三年間で「三高スタンダード」を身につけ,
何事にも主体的に取り組むとともに,他者と共生できるしなやかな心を持ち,未来の社会を担える人財となって欲しいと願っています。
 また、茨城大学の先生方とも連携した「総合的な探究の時間」に取り組み,変化の激しい時代に対応できる,探究力や課題解決力の育成にも取り組んでいます。
 「カセット式55分6時間授業(33単位)」による授業と課外活動の充実、普通科・家政科1・2年生対象の「土曜講座」による学力UPにも取り組んでいます。
 これまでに、普通教室・特別教室へのWi-Fi設置、電子黒板の設置、普通教室のリフォーム、トイレの温水洗浄機能付き洋式便座化や多目的トイレの設置、体育館へのスポットエアコン設置などが完了しました。
 さらに令和5年度入学生から、男子生徒を積極的に受け入れる方針を打ち出し,学校の活性化につなげていきたいと考えています。その数も年々増えてきています。
 水戸駅から最も近い県立高校としての利便性を生かし、さらなる発展を目指していきます。
 

   『三高プライドを持ち,未来の社会を担うことができる人財を育成する学校』 
  ※『三高プライド』・・・『三高スタンダード』を身につけ,何事にも主体的に取り組み,
               他者と共生できるしなやかな心
                                                                                                  
 


 『高校3年間をとおして,三高スタンダードを身につける生徒』
 ※『三高スタンダード』・・・これからの時代を生きる人間として「身につけさせたい5つの力」
 














 校訓はその学校で学ぶ生徒の,時代を経ても変わらぬ大きな指針です。本校で身につけた校訓は,卒業してそれぞれの人生を歩んでいく上でも大きな道標となるでしょう。

 伝統は、学校を愛する人によって育まれ、そこで歩んだ人の足跡であり、過ぎてきた時間の結晶です。水戸三高の生徒と卒業生は、三高が大好きだと思います。大好きだと思える高校生活をこの地で過ごしてきている証拠だと思います。これからも時を刻みながら、水戸三高生は誇りを胸に地域とともに歩んでいきます。
 これからも水戸第三高等学校をよろしくお願いいたします。

  最後までお読みいただきありがとうございました。
令和6年4月