創立90周年を迎えて

本校は,大正15年3月22日水戸市下市尋常小学校(横竹隈町)敷地内に水戸市立高等女学校として設置が告示され(4年制・定員400名)その年の5月21日に入学式が挙行されて誕生して以来,本年度創立90周年を迎えました。

平成28年10月28日(金)に,本校体育館で記念式典を挙行します。
当日は,記念式典に続き,「夢はみるものではなく,かなえるもの」という演題で
元サッカー女子日本代表 澤穂希 さんの記念講演を予定しております。
90周年を機会に,水戸三高の歴史に想いを馳せ,わたしたちの水戸三高をこれまで支えてくださった多くの皆様に感謝するとともに,水戸三高がますます飛躍するように努力いたしますので,ご指導よろしくお願い致します。

『大正15年 開校時の校舎』 

 
大正15年4月,水戸市下市横竹隈の下市尋常小学校敷地内に水戸市立高等女学校として開校しました。
3月に生徒募集がはじまると100人定員に対して395人(入学を許可されたのは124人)の応募があり大変な人気でした。
4月16日入学式挙行。開校式は,初代校長遠峰亮先生の着任を待って,5月21日に行われました。




『校章の制定』『制服の制定』(市立高等女学校時代)


   

開校当時,和服姿の生徒がほとんどだったが,昭和2年に洋服が制服として制定されました。当時,洋装はまだ珍しく,そのモダンさは人の目を引いたに相違ありません。
校章は,開校当時から制定されたがバッジではなく,グリ-ンの布のベルトに菱形の金属のバックル,その中央には大きく「水」の字が描かれ,左右に葵の葉を配してあり,ベルトバックルの接点には四つの梅のつぼみがデザインされていました。大正15年から新校章が制定された昭和8年まで使われていました。
 
         
              
  
『初の男子学生』

 戦後日本を占領していたGHQの意向で高校三原則「男女共学制」 「小学区制」「総合制」が徹底されはじめ,昭和24年に本県でも県立高校において「男女共学」が実施され本校も「茨城県立水戸第三高等学校」と改称され,初めて5名の男子学生が入学しました。                                     
                                          
          


                      
『第1回「あおい祭」のア-チ』

昭和30年代は,学校行事も盛んで,体育祭には三高名物と言われた「仮装行列」がおこなわれ,文化祭もすでに行われていました。
理由は,定かではありませんが,昭和37年11月実施のものから,文化祭が第1回の「あおい祭」と称されることになったようです。
この時すでに演劇や華道,手芸などの展示に加えて音楽科の演奏会と家庭科(家政科)のファッションショ-も行われていました。






『昭和35年頃の校舎全景航空写真』




茨城県立水戸第三高等学校の 校歌 はここから聴けます

水戸市立高等女学校の 校歌 はここから聴けます

創立90周年に向けて

 【生徒会誌「あおい」のバックナンバ-を探しています

 本校では,来年度予定している「創立90周年記念事業」に向けて本校の歴史を物語る史料を収集しております。

 生徒会誌「あおい」のバックナンバ-を探しています。お手元に下記の号の「あおい」をお持ちで本校に寄贈していただける方がいらっしゃいましたらご連絡ください。他の史料でもけっこうです。

 「あおい」1号(昭和23年3月)・「あおい」2号(昭和24年3月)・「あおい」3号(昭和25年3月)

 「あおい」4号(昭和26年3月)・「あおい」5号(昭和27年3月)・「あおい」6号(昭和28年3月)

 「あおい」7号(昭和29年3月)・「あおい」8号(昭和30年3月)・「あおい」9号(昭和31年3月)

 「あおい」10号(昭和32年3月)・「あおい」11号(昭和33年3月)・「あおい」12号(昭和34年3月)

 「あおい」13号(昭和35年3月)・「あおい」14号(昭和36年3月)・「あおい」26号(昭和48年3月)

 「あおい」60号(平成19年3月)

 

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